赤ちゃんの麦茶はウォーターサーバーで作れる?安全な作り方
0歳前半(1〜6ヶ月)

赤ちゃんの麦茶はウォーターサーバーで作れる?安全な作り方

専門家監修
佐藤純子
小児科専門医・乳幼児栄養指導医

小児科医として20年のキャリアを持ち、乳幼児の栄養・水分管理を専門とする。多くの育児書を監修。

赤ちゃんが生後5〜6ヶ月ごろになると、「そろそろ麦茶を与えてもいい?」と気になるママが増えてきます。

ウォーターサーバーがある家庭では「ウォーターサーバーのお水で麦茶を作っていい?」という疑問も多いですね。結論から言えば、軟水のウォーターサーバーであれば赤ちゃんの麦茶作りに適しています。

この記事では、赤ちゃんの麦茶をウォーターサーバーで安全に作る方法を詳しく解説します。

赤ちゃんに麦茶はいつから?

一般的な開始時期

赤ちゃんに麦茶を与え始める時期は、**離乳食開始と同時期(生後5〜6ヶ月頃)**が一般的です。

時期麦茶の与え方
生後5ヶ月未満基本的に不要(母乳・ミルクで十分)
生後5〜6ヶ月離乳食開始のタイミングで薄めて少量
生後7〜8ヶ月通常濃度で与えてOK
生後9ヶ月以降コップ飲みの練習にも活用

母乳・ミルクが主食の時期は麦茶不要

生後5ヶ月未満は母乳やミルクから十分な水分が摂れているため、麦茶は必須ではありません。むしろ麦茶で満腹になってミルクの量が減ってしまうことがあるため、離乳食が始まるまでは無理に与えなくてよいです。

ウォーターサーバーで麦茶を作る方法

必要なもの

  • ウォーターサーバー(温水機能付き)
  • 赤ちゃん用麦茶ティーバッグ
  • 清潔なポット(煮沸消毒済み)
  • 哺乳瓶またはマグカップ

作り方手順

手順1:容器を清潔にする

ポットや哺乳瓶は使用前に必ず煮沸消毒または電子レンジ消毒を行います。

手順2:ウォーターサーバーの温水を注ぐ

ポットにウォーターサーバーの温水(80〜90度)を適量注ぎます。水量はティーバッグのパッケージ指示に従いますが、赤ちゃん用なら通常の2〜3倍に薄めるのが目安です。

手順3:ティーバッグを浸す

赤ちゃん用麦茶ティーバッグを入れ、1〜2分浸します。大人用と比べて短め(薄め)に作るのがポイントです。

手順4:冷ます

ポットごと冷水につけるか、ウォーターサーバーの冷水で薄めて適温(人肌程度)まで冷まします。

手順5:当日中に使い切る

作った麦茶は冷蔵庫保存で当日中に使い切ります。作り置きは24時間以内を目安にしてください。

👩
りなさん 生後6ヶ月

離乳食が始まって麦茶を与えようと思った時、ウォーターサーバーがあるとすごく楽でした。温水で作ってすぐ冷水で割って冷ましたら5分以内に完成。以前は鍋で沸かして冷ましてと時間がかかっていたので。

ウォーターサーバーのお水は安全?

軟水であることが重要

赤ちゃんの麦茶作りには軟水(硬度60mg/L以下)が最適です。硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムは赤ちゃんの消化器官・腎臓に負担をかけます。

日本の主要ウォーターサーバーで使われる天然水の多くは軟水で、赤ちゃんの麦茶作りに適しています。

赤ちゃん用麦茶ティーバッグを選ぼう

市販の麦茶には大人用と赤ちゃん用があります。必ず赤ちゃん・乳幼児用を選んでください。

赤ちゃん用麦茶の特徴:

  • カフェインフリー(通常の麦茶もカフェインフリーだが明記されているものを選ぶ)
  • 農薬検査済み
  • 無添加・無着色
  • 薄めに作りやすいティーバッグサイズ

アカチャンホンポ 赤ちゃんの麦茶ティーバッグ

500円〜

農薬不使用の有機大麦100%使用の赤ちゃん専用麦茶。カフェインフリーで安心。ウォーターサーバーの温水で簡単に作れます。

有機大麦100%使用・農薬不使用カフェイン0mg生後5ヶ月から使用可能1袋で1L作れるティーバッグタイプ

※価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

和光堂 白湯・麦茶用 ポット(600mL)

880円〜

赤ちゃんの白湯・麦茶保存に特化したポット。目盛り付きで水量管理がしやすく、注ぎ口が細く哺乳瓶に入れやすい設計。

目盛り付きで水量管理が簡単煮沸・電子レンジ消毒対応注ぎ口が細く哺乳瓶に注ぎやすいBPAフリー素材使用

※価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

麦茶を与える量の目安

生後5〜8ヶ月の赤ちゃんへの麦茶の量の目安:

時期1回量1日の回数
生後5〜6ヶ月10〜20mL1〜2回
生後7〜8ヶ月20〜40mL2〜3回
生後9〜11ヶ月40〜60mL3〜4回

大量に与えすぎるとミルク・離乳食の量が減ってしまうため注意してください。あくまでも水分補給の補助として少量から始めましょう。

👩
かなさん 生後7ヶ月

最初は薄めに作って哺乳瓶で10mLだけ試したら嫌がらずに飲んでくれました。今は離乳食後に20mLくらい毎回与えています。ウォーターサーバーで手軽に作れるので習慣にしやすいです。

よくある疑問

よくある質問

Q ウォーターサーバーの水をそのまま(沸かさず)麦茶に使っていい?
A 生後12ヶ月未満の赤ちゃんには、ウォーターサーバーの水でも一度加熱してから使うのが安心です。ウォーターサーバーの温水(80〜90度)を使って麦茶を作れば加熱殺菌と麦茶の抽出を同時にできるため、手間なく安全に作れます。
Q 麦茶を作り置きしてもいい?
A 赤ちゃん用麦茶の作り置きは冷蔵保存で24時間以内が目安です。常温保存は雑菌が繁殖しやすいため避けてください。少量ずつ作るか、大人の麦茶と別に小さなポットで管理するのがおすすめです。
Q 市販のペットボトル赤ちゃん麦茶とどちらがいい?
A 衛生面ではペットボトルタイプが安全ですが、コスト面ではウォーターサーバーで作る方が経済的です。ペットボトルは1本あたり200〜300円かかりますが、ウォーターサーバーで作れば1Lあたり数十円程度。使用頻度が高くなったら手作りに切り替えるのがおすすめです。
Q 麦茶を嫌がる場合はどうすればいい?
A 最初は非常に薄く作って少量から試してみましょう。また、体温程度(37〜40度)に温めた方が赤ちゃんが飲みやすいことがあります。哺乳瓶の乳首の形状を変えてみるのも効果的です。それでも嫌がる場合は無理に与えず、しばらく間を置いてから再挑戦してください。

まとめ

ウォーターサーバーで赤ちゃんの麦茶を作る際のポイントをまとめます。

  • 開始時期は生後5〜6ヶ月(離乳食開始と同じタイミング)
  • **軟水(硬度60mg/L以下)**のウォーターサーバーを使う
  • **温水(80度以上)**でティーバッグを浸して作る
  • 薄めに作ることが重要(大人用の2〜3倍希釈)
  • 当日中に使い切り、作り置きは冷蔵24時間以内
  • 赤ちゃん専用ティーバッグを使う

ウォーターサーバーがあれば、毎回お湯を沸かす手間なく手軽に麦茶が作れます。離乳食が始まるタイミングで準備しておくと、育児がぐっと楽になりますよ。

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