産後うつの相談窓口まとめ|電話・LINE・対面で話せる場所一覧
新生児(0〜28日)

産後うつの相談窓口まとめ|電話・LINE・対面で話せる場所一覧

専門家監修
伊藤香織
公認心理師・周産期メンタルヘルス相談員

自治体の産後相談事業を10年担当。産後うつのママへの電話・対面相談を年間300件以上対応。早期介入の重要性を啓発する活動も行う。

「誰かに話したい、でも誰に相談すればいいのかわからない」——産後うつで悩んでいるとき、このような状況に陥ることは多いです。

**産後うつは一人で抱え込んでいると症状が悪化します。**今すぐ誰かに話せる場所があることを知ってください。

この記事では、産後うつの相談先を電話・LINE・対面別に整理し、費用・対応時間・特徴を一覧にまとめました。

今すぐ使える相談窓口

緊急の場合(死にたい気持ちがある時)

いのちの電話:0120-783-556(無料)

  • 24時間対応
  • 匿名OK
  • 死にたい気持ち・消えたい気持ちがある時に

よりそいホットライン:0120-279-338(無料)

  • 24時間対応
  • 産前産後の悩みも対応
  • 精神的な苦しさ全般の相談OK

電話相談窓口一覧

全国共通の相談先

名称電話番号対応時間費用
よりそいホットライン0120-279-33824時間無料
子育て世代包括支援センター(要検索)市区町村による平日無料
産後ケア相談(保健センター)市区町村による平日無料
女性の人権ホットライン0570-070-810平日9〜17時無料

かかりつけ医・産婦人科

産後健診のかかりつけ医(産婦人科)に「気分が沈んでいる」と伝えるだけで、エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)で評価してもらえます。まずはここに連絡するのが最もハードルが低いです。

👩
さおりさん 生後6週

産後6週健診の時に看護師さんに涙が出てきてしまって、正直に話したら先生を呼んでくれてすぐに相談できました。事前に電話しなくても健診のついでに話せたので、思ったより簡単でした。

LINE・チャット相談窓口

電話が難しいとき、文字を打つだけで相談できるLINE相談があります。

よりそいホットライン(LINE)

  • LINE ID:@yorisoihotline
  • 対応時間:24時間
  • 費用:無料
  • 匿名:OK

子ども家庭110番(LINE相談)

地域によって異なりますが、多くの自治体でLINE相談を実施しています。お住まいの自治体名+「産後相談 LINE」で検索してみてください。

SNS相談(厚生労働省認定)

「SNS相談一覧 厚生労働省」で検索すると、認定を受けたLINE・Twitter相談窓口の一覧が確認できます。

対面で話せる場所

地域の保健センター・子育て支援センター

最もおすすめの相談先です。妊娠届を提出した市区町村の保健センターには、必ず保健師が配置されています。

訪問サービスもあり、自分で行けない状態でも自宅に来てもらえます。

連絡方法:

  • 市区町村の保健センターに電話
  • 「産後の気分について相談したい」と伝えるだけでOK

産後ケア施設

宿泊型・デイサービス型の産後ケア施設では、助産師・看護師に直接相談できます。多くの自治体で費用の助成があります(自己負担2,000〜5,000円/日程度)。

精神科・心療内科

症状が重い場合はここへ。「産後うつ対応可能」と明記しているクリニックを選ぶと安心です。「産後うつ 対応 +地域名」で検索してください。

費用のこと

保険適用になるもの

  • 精神科・心療内科の診療(健康保険適用)
  • 産婦人科での相談(健康保険適用)

無料で使えるもの

  • 保健センターの保健師相談
  • よりそいホットライン等の電話・LINE相談
  • 市区町村の産後ケア事業(一部助成あり)

ポストパルタム(産後ケア)オンラインカウンセリング

初回3,000円〜

産後うつに対応した専門カウンセラーによるオンラインカウンセリング。自宅から赤ちゃんを抱えたままスマホで相談できる。

産後うつ専門カウンセラー在籍スマホから自宅で受講可能赤ちゃんが泣いても中断・再開OK初回お試し料金あり

※価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

産後うつ セルフヘルプワークブック

1,980円〜

産後うつを経験した方が、自分のペースで取り組める認知行動療法ベースのワークブック。専門家への相談と並行して使うと効果的。

認知行動療法ベースの自習型テキスト産後ママ向けに特化した内容毎日5〜10分から取り組める専門家監修

※価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

👩
ひろこさん 生後4ヶ月

夜中に気分が最悪になってLINE相談を使いました。文字を打つだけで誰かが答えてくれる安心感は大きかったです。翌朝、保健師さんに電話する勇気が出ました。

相談するのをためらっているあなたへ

「こんなことで相談していいのか」「大げさだと思われないか」と感じているかもしれません。

でも、相談窓口のスタッフは毎日何人ものママから話を聞いています。「大げさ」なんてことは絶対にありません。

産後うつは早期に対処するほど回復が早くなります。今すぐ、一歩踏み出してみてください。

よくある疑問

よくある質問

Q 相談したら子どもを取り上げられる?
A 相談したからといって子どもが取り上げられることはありません。保健師・医師は「ママを罰する」のではなく「ママが回復できるよう支援する」のが仕事です。むしろ相談しないまま放置する方が状況が悪化するリスクがあります。安心して相談してください。
Q 赤ちゃんを連れて精神科に行けるか?
A 多くのクリニックで赤ちゃん連れでの受診が可能です。事前に「赤ちゃんを連れて行きたい」と電話で確認しておくと安心です。授乳スペースがあるかも確認しておくとよいでしょう。パートナーや家族に同行してもらえると理想的です。
Q 保健師への相談は匿名でできる?
A 保健センターへの相談は名前を告げる必要がありますが、相談内容は守秘義務があり外部に漏れることはありません。ただし、生命に関わる緊急事態の場合は関係機関への連絡が行われることがあります。
Q パートナーへの相談が難しい場合は?
A パートナーへの相談が難しければ、まず保健師や専門家に相談することをおすすめします。相談員がパートナーへの伝え方をアドバイスしてくれることもあります。また、相談の過程でパートナーへの説明が必要になる場合は一緒に来てもらう形を提案してもらえます。

まとめ:一人で抱え込まないで

産後うつの相談先をまとめます。

状況おすすめの相談先
今すぐ話したい(緊急)よりそいホットライン 0120-279-338
夜中に文字を打ちたいLINE相談(よりそいホットライン公式LINE)
平日に無料で相談したい地域の保健センター
診断・治療を受けたい産婦人科・精神科・心療内科

**あなたは一人じゃありません。**助けを求めることは弱さではなく、赤ちゃんのためにも自分のためにも最善の行動です。

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