0歳後半(7〜11ヶ月)

コンセントの安全対策|赤ちゃんの感電・誤飲を防ぐ

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「気づいたら、コンセントの前でじーっと座っていた」

はいはいが始まった赤ちゃんを見ていて、ヒヤッとした経験はありませんか。赤ちゃんの視線の高さは、ちょうど床から20〜30cm。それはまさに、家じゅうのコンセントが並んでいる高さなのです。

大人にとっては「ただの壁の一部」でも、赤ちゃんにとっては小さな穴が2つ並んだ不思議なオブジェ。指を入れたい、引っ張ってみたい、口に入れてみたい——好奇心のスイッチが全部入ってしまう場所なんですよね。

この記事では、コンセント周りで実際に起きている事故と、今日から始められる具体的な対策、そして楽天で実際に売れているコンセントカバー5商品の比較をまとめました。「うちはまだ大丈夫かな」と思っている方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。

コンセント周りで実際に起きている事故

感電:ヘアピンやクリップを差し込んでしまう

赤ちゃんは、穴を見つけると何かを差し込みたくなります。ヘアピン、クリップ、フォーク、鍵——手に取れる細長いものは全部候補です。

家庭用コンセントは100V。大人でも触れれば強い衝撃を受けますが、体の小さな赤ちゃんへの影響はさらに深刻です。しかもコンセントは壁にあるため、感電した瞬間に後ろへ転倒する二次被害も起きやすい場所。

誤飲:プラグカバー自体を口に入れてしまう

意外と見落とされがちなのが、対策グッズ自体のリスクです。1個ずつバラバラになる小さなキャップタイプは、赤ちゃんが爪を立てて引き抜いてしまうと、そのまま口に運ばれる可能性があります。

赤ちゃんの誤飲チェックの目安は「直径39mm・長さ51mm以内のものは飲み込める」。多くの小型コンセントキャップは、この基準にすっぽり入ってしまいます。

コードをかじる・引っ張る

差込口だけ塞いで安心してしまうと、次に狙われるのがコードです。噛んで被膜が破れれば感電の危険があり、引っ張れば家電が落ちてきます。差込口とコード、両方を塞ぐのが正解です。

トラッキング火災

これは赤ちゃんの安全というより家全体の話ですが、プラグとコンセントの隙間にホコリがたまり、湿気を吸って発火する現象です。家具の裏の「差したまま何年も動かしていないプラグ」が特に危険。コンセントカバーはホコリの侵入も防いでくれるので、防災グッズとしても機能します。

対策を始めるベストタイミングは「寝返り期」

「はいはいしてから」だと、実はやや遅めです。

時期赤ちゃんの動き対策の緊急度
生後4〜5か月寝返り・ずりばい開始準備を始める
生後6〜8か月はいはい・お座り安定最優先で完了させたい
生後9〜11か月つかまり立ち・伝い歩き高い位置のコンセントも対策
1歳〜歩行・ひっぱる力が強くなるロック機能付きに切り替え検討

つかまり立ちが始まると、床から60〜80cmの高さまで手が届くようになります。テーブルタップや延長コードを「床に置いてあるから大丈夫」と思っていると、あっという間に届いてしまうんですよね。

赤ちゃんの発達の目安についてははいはいの時期つかまり立ちの安全対策の記事もあわせてご覧ください。

家じゅうのコンセントを数えてみましょう

対策を始める前に、まず「敵の数」を把握します。一般的な3LDKのマンションだと、コンセントの差込口は20〜30口ほどあることが多いです。

チェックしておきたい場所:

  • リビング テレビ裏、ソファ横、床置きの延長コード
  • 寝室 ベッド脇の充電スペース(スマホの充電コードは特に狙われます)
  • キッチン 炊飯器・電気ケトル周り(熱源とセットなので優先度高)
  • 洗面所・脱衣所 ドライヤー用。水気があるので要注意
  • 廊下・階段 見落としがちな低い位置のコンセント
  • 家具の裏 使っていないのに差したままのプラグ

数えてみると「思ったより多い」と感じる方が多いはず。だからこそ、まとめ買いできる商品を選ぶことがコスト面でも大事になってきます。

楽天で人気のコンセントカバー5商品を比較

ここからは、実際に楽天で売れているコンセント安全グッズを比較していきます。大きく分けて「キャップ型(1口ずつ差し込む)」と「フルカバー型(コンセント全体を覆う)」の2タイプがあります。

比較表

商品名価格評価タイプ向いている人
コンセントカバー コンセントキャップ ベビーガード 白 24個(KzOnマート 楽天市場店)1,290円★4.69(160件)キャップ型・24個家じゅう一気に対策したい人
山崎実業 コンセントガード スマート smart(ヤマソロ 楽天市場店)1,580円★4.58(692件)フルカバー型インテリア重視・確実に塞ぎたい人
数が自慢の15・30個セット コンセントカバー フック付き(ゆかい屋)780円★4.55(163件)キャップ型・15/30個コスパ最優先の人
12個セット コンセントカバー かわいい(PLUSiiNE)840円★4.66(196件)キャップ型・12個まず試してみたい人
保育士ママ監修 LAXELD ロック機能付き(Takahama Online Shop)880円★4.55(53件)キャップ型・ロック付いたずら盛りの1歳以降

1. KzOnマート コンセントカバー 24個セット(1,290円/★4.69)

24個入りで1,290円、1個あたり約54円。評価★4.69は今回の5商品で最高スコアです。2口タイプの差込口にしっかりフィットし、感電防止・漏電防止・トラッキング防止・ホコリ防止をまとめてカバーします。

こんな方に:家じゅうのコンセントを一度に対策したい方。24個あれば3LDKでもほぼ足ります。「あとで買い足そう」が一番挫折しやすいポイントなので、最初から数を確保する作戦は理にかなっています。

注意点:キャップ型は赤ちゃんの力が強くなると外せる子もいます。定期的に「浮いていないか」の確認を。

2. 山崎実業 コンセントガード スマート(1,580円/★4.58)

レビュー692件という圧倒的な実績。収納用品で有名な山崎実業(tower/smartシリーズ)の商品で、コンセント全体をフルカバーするタイプです。

キャップ型との決定的な違いは、プラグを差した状態でもカバーできること。テレビや冷蔵庫など「常に差しっぱなし」のコンセントは、キャップ型では対策できません。ここを覆えるのが最大の強みです。

2口・4口、1連・2連に対応。白でシンプルなデザインなので、生活感が出にくいのも嬉しいポイント。

こんな方に:使用中のコンセントを隠したい方、インテリアの見た目を崩したくない方、キャップ型を外されてしまった経験がある方。

注意点:1個1,580円なので、家じゅう全部をこれで揃えるとコストがかかります。「使用中の差込口=山崎実業」「空いている差込口=キャップ型」の併用が現実的でおすすめです。

3. ゆかい屋 15・30個セット フック付き(780円/★4.55)

780円という価格が圧倒的。楽天1位受賞の実績もあり、15個・30個のセット展開。30個セットなら1個あたり30円台まで下がります。

特徴はフック付きであること。キャップを外すときに大人が引っかけて抜けるので、指の爪で無理にこじ開ける必要がありません。逆に言えば赤ちゃんも引っかけやすいので、月齢が上がったらフックの向きに気を配りたいところ。

こんな方に:とにかく数を揃えたい方、賃貸で複数部屋のコンセントを一気に対策したい方、コスパ重視の方。

4. PLUSiiNE 12個セット(840円/★840円・★4.66)

12個で840円という、お試ししやすい数量と価格。評価★4.66は5商品中2位の高スコアです。白の2口タイプで、猫や犬のいたずら対策としても人気。

こんな方に:まず1部屋だけ対策してみたい方、「サイズが合うか不安」という方。12個なら失敗しても痛くない金額なので、最初の1セットとして選びやすいです。

我が家のコンセントに合うかどうかは、実際に差してみないと分からない部分もあります。まず少量で試して、合えば追加購入という流れが安心ですね。

5. LAXELD ロック機能付き(880円/★4.55)

保育士ママ監修・楽天2位の日本ブランド。最大の特徴はロック機能付きであること。単純に押し込むだけのキャップと違い、ロックがかかるため赤ちゃんの力では外しにくい構造になっています。

6個・12個・24個のセット展開で、防水仕様。ねこ・いぬのデザインもあり、見た目の楽しさも。

こんな方に:キャップ型を外されてしまった方、いたずらが本格化する1歳前後のお子さん、洗面所など水気のある場所に使いたい方。

タイプ別・結論「あなたはこれを選べばOK」

迷ったら、以下の当てはまるところを読んでください。

まず何か対策したい・予算を抑えたい方

ゆかい屋 15・30個セット(780円)

780円で15個。1部屋分なら十分足りますし、30個セットにすれば家じゅうカバーできます。「対策ゼロ」の状態から抜け出すのに、これ以上ハードルの低い選択肢はありません。

家じゅうを一度に、評価の高いもので固めたい方

KzOnマート 24個セット(1,290円)

★4.69という高評価と24個という数量のバランスが良く、「買い足しの手間をなくしたい」方に最適。1,290円で家全体が対策できると考えれば、コスパは十分です。

使用中のコンセント(テレビ裏など)を隠したい方

山崎実業 コンセントガード スマート(1,580円)

これはフルカバー型でしか解決できない課題です。レビュー692件の安心感もあり、リビングの一番目立つコンセントだけこれにする、という使い方が賢い選択。

すでにキャップを外された経験がある方

LAXELD ロック機能付き(880円)

外される問題の答えはロック機能です。1歳を過ぎて力がついてきたお子さんには、通常のキャップでは太刀打ちできない場面が出てきます。

とりあえず様子見・少量から試したい方

PLUSiiNE 12個セット(840円)

★4.66の高評価で、失敗してもダメージの少ない価格帯。「まずサイズ確認から」という慎重派の方に。

実践的な組み合わせプラン

現実的には、1種類で全部を賄うのは難しいというのが正直なところです。おすすめの組み合わせを挙げてみます。

プラン組み合わせ合計内容
ミニマムゆかい屋 15個780円まず赤ちゃんの生活範囲だけ
標準KzOnマート24個+山崎実業1個2,870円空き口は全部カバー+テレビ裏1か所
万全KzOnマート24個+山崎実業2個+LAXELD4,330円全対策+いたずら期の備え

標準プランがもっとも費用対効果が高いと考えています。空いている差込口はキャップ型で数の力で塞ぎ、どうしても抜けない使用中のプラグはフルカバー型で覆う。この役割分担が一番ムダがありません。

コンセントカバーだけでは足りない、コード対策

冒頭でお伝えしたとおり、差込口とコードの両方を塞ぐのが基本です。カバーを付けて安心していたら、コードをかじられていた——というケースは本当に多いんです。

コード対策のポイント

  • 束ねて短くする ケーブルボックスやコードクリップで余りをまとめ、赤ちゃんが引っ張れる長さを残さない
  • 配線カバー(モール)を使う 壁や床に沿わせて固定すれば、噛まれるリスクが大幅に減ります
  • 家具の裏に隠す 一番簡単で効果的。ただしホコリがたまるので定期的な掃除は必須
  • 延長コード・テーブルタップは床に置かない 最も狙われる存在。棚の上や家具の裏に移動させましょう
  • スマホの充電コードは差したままにしない 使い終わったら抜いて、届かない場所へ

見落としがちな危険

  • 抜き差ししたばかりのプラグ 熱を持っていることがあります
  • アダプター(ACアダプター) 大きくて掴みやすく、口に入る大きさのものも
  • 加湿器・アイロンのコード 熱源+水気+コードの三重リスク

月齢が上がっても油断できない理由

1歳を過ぎると、赤ちゃんは「大人の真似」を始めます。ママやパパがプラグを抜き差しする姿を見ていて、自分もやってみたくなるんですね。

このステージでは、単に物理的に塞ぐだけでなく、「ここは触らないところ」と伝えることも大事になります。とはいえ言葉での説明が通じるのは2歳を過ぎてから。それまでは物理的な対策が主役です。

イヤイヤ期に入ると「触っちゃダメ」と言うほどやりたくなる時期もあります。この頃の関わり方は2歳のいやいや期対策の記事も参考になるかもしれません。

対策と一緒にやっておきたい家じゅうの安全チェック

コンセント対策をするときは、ついでに家全体を赤ちゃん目線で点検するチャンスです。

  • コンセント全口にカバーまたはガードを設置した
  • 延長コード・テーブルタップを床から移動させた
  • コードを束ねて短くした
  • 家具の角にコーナーガードを付けた
  • 引き出し・扉にロックを付けた
  • 階段・キッチンの入口にベビーゲートを設置した
  • 床に直径4cm以下の小さなものが落ちていない
  • 熱源(ストーブ・炊飯器の蒸気)への接近を防いでいる

ベビーゲートについてはベビーゲート比較、床の安全についてはプレイマット比較の記事も参考にしてください。

一度に全部やろうとすると疲れてしまうので、**「今週はコンセント、来週はコーナーガード」**という進め方でも十分です。完璧を目指さず、危険度の高いところから順番に。

よくある質問

Q. 賃貸でもコンセントカバーは使えますか?

キャップ型は差し込むだけなので問題ありません。山崎実業のようなフルカバー型は、コンセントプレートのネジを使って取り付けるタイプがあるため、退去時に元に戻せるか確認しておくと安心です。

Q. カバーを付けたら、コンセントが使えなくなりませんか?

キャップ型は使う時に外すだけです。フルカバー型は差したままカバーできるので、むしろ「使用中のコンセント向け」と言えます。

Q. 何個あれば足りますか?

1LDKなら12〜15個、2LDKで20個前後、3LDKなら24〜30個が目安です。使用中のプラグの数だけ、必要なキャップは減ります。

Q. 100均のもので十分でしょうか?

サイズが合えば機能自体は果たします。ただし、抜けやすさ・素材の強度・ロック機能の有無で差が出ます。赤ちゃんが実際に触れる場所は、レビューの多い商品を選ぶ安心感も価値のひとつです。

この記事で紹介したアイテム

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おわりに

コンセント対策は、育児グッズの中でもっとも「かけた金額に対して守れるものが大きい」ものだと思います。数百円から千円台で、家じゅうのリスクを大きく減らせるんですよね。

赤ちゃんがはいはいで移動を始めると、世界がぐんと広がります。その広がりを心から喜べるように、危ない場所は先に塞いでおく。それだけで、ママの「見ていなきゃ」というプレッシャーが少し軽くなります。

今日、家の中を赤ちゃんの高さで一周してみてください。きっと「あ、ここも」という発見があるはずです。その気づきが、いちばんの安全対策になります。

※商品の価格・在庫・レビュー評価は記事作成時点(2026年8月)の情報です。最新の情報は各商品ページでご確認ください。

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