0歳後半(7〜11ヶ月)

赤ちゃんとの海外旅行の持ち物|現地で買えないもの

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はじめての赤ちゃん連れ海外旅行。スーツケースを開けたまま、リビングで途方に暮れていませんか。

「これも要る、あれも要る」と積み上げていくと、気づけばスーツケースが2つ。抱っこ紐に赤ちゃん、片手にベビーカー、そのうえ大荷物——空港でその姿を想像して、ちょっと現実に引き戻される。わかります。私も出発3日前まで、荷物を減らせずに悩みました。

でも、考え方をひとつ変えるだけで荷物は驚くほど減ります。「必要かどうか」ではなく「現地で買えるかどうか」で仕分ける。これだけです。

おむつも、おしりふきも、離乳食も、実は多くの国で買えます。買えないのは、ほんのわずか。この記事では、その「わずか」を明確にしたうえで、減らしきれない荷物をコンパクトに収める圧縮グッズを比べていきます。

現地で買えないものは、たった3つ

海外の赤ちゃん用品売り場は、思っているよりずっと充実しています。都市部であればドラッグストアやスーパーで、おむつ・ミルク・ベビーフードはほぼ手に入ります。

そのうえで、日本から持っていかないと本当に困るものだけを挙げます。

1. 薬(絶対に日本から)

これは代替がききません。理由は3つあります。

  • 海外の市販薬は月齢の基準が日本と違う。表示が読めても、体格前提が異なるため自己判断で飲ませられない
  • かかりつけ医が処方した薬なら、成分と量がわかっているという安心感がある
  • 買いに行けるとは限らない。夜中に発熱したとき、ホテルの部屋で開けられる薬があるかどうかが分かれ道

持っていくもの:

種類具体的に
解熱剤かかりつけ医処方の座薬または粉薬
常備薬整腸剤・かゆみ止め・虫刺され薬
皮膚の薬普段使っているステロイド・非ステロイドの塗り薬
記録母子健康手帳のコピー、薬の名前を書いたメモ

出発2週間前にはかかりつけ医を受診して、「海外に行くので旅行分の薬をください」と伝えておくと安心です。英文の診断書は基本的に不要ですが、処方薬の名前を控えておくと、万一現地で受診したときに話が早くなります。

2. 保湿剤(いつものものを、多めに)

保湿剤は「同じものが売っていない」という壁があります。

海外のベビー用ローションは香料が入っていたり、テクスチャーが日本製とまったく違ったりします。肌が敏感な赤ちゃんにとって、旅先で初めての保湿剤に切り替えるのは賭けです。乾燥した機内、慣れない水質、強い日差し——肌が荒れやすい条件がそろっているタイミングで、いつもと違うものを塗るのは避けたいところ。

「普段使っている量の1.5倍」を目安に持っていってください。機内の乾燥で使う量が増えますし、家族で共有すると減りが早いです。日焼け止めも同じ理由で日本から持参をおすすめします。乳児湿疹の保湿については乳児湿疹の保湿クリーム選びも参考にしてみてください。

3. 食べ慣れた味のもの

離乳食は現地でも買えますが、味付けは国ごとにかなり違います。慣れない味を全部拒否されると、旅程がまるごと崩れます。

  • ふりかけ、味付け海苔
  • 粉末のおみそ汁やスープ
  • いつも食べているベビーフード2〜3食分(初日と、体調が悪い日の保険)
  • いつものおやつ

「全食分」は不要です。日本の味に戻れる逃げ道として2〜3食あれば十分です。

逆に、持っていかなくていいもの

ここを削ると荷物は一気に軽くなります。

持たなくていいもの理由
おむつの全日数分到着日〜翌日分だけ。あとは現地で購入
おしりふき世界中どこでも売っている
粉ミルクの缶スティックタイプで必要日数分+2日。缶は重い
ベビーソープ現地購入かボトルに小分け
おもちゃ機内用に小さいものを2〜3個。現地では外の世界が最大のおもちゃ
ベビーカー短期なら抱っこ紐+現地レンタルの選択肢も

赤ちゃんとの海外旅行全体の流れは赤ちゃんとの海外旅行ガイド、機内での過ごし方は機内での過ごし方対策にまとめています。

それでも荷物は入りきらない、という現実

薬と保湿剤を厳選しても、赤ちゃんの服はどうしても嵩みます。吐き戻し、汗、食べこぼし——1日3回着替える日もある。肌着とロンパースを日数分入れれば、それだけでスーツケースの半分が埋まります。

ここで効くのが衣類圧縮です。ふわっとした赤ちゃん服は空気の割合が大きいので、圧縮効果が服のなかでも一番出やすいのです。

そして帰りの荷物にもう一度効きます。お土産と、洗濯できずに溜まった服。行きでスペースを作るのではなく、帰りの余白を確保するためのグッズだと思ってください。

赤ちゃん連れ旅行向け 圧縮グッズ5つを比較

楽天で実際に売れている圧縮グッズを、赤ちゃん連れの目線で比べます。

商品価格評価特徴向いている人
sakuraku 衣類圧縮袋 圧縮袋一体型BOX2,990円★4.66(1001件)累計10万枚突破。スティック型・海外製掃除機に対応した一体型BOX帰国後の衣替え収納まで使い回したい人
布団圧縮袋 立体 掃除機不要 6-8枚セット2,780円★4.51(335件)押すだけ・掃除機不要。マチ付き立体型で6〜8枚セット家族分をまとめて仕分けしたい人
高密封・厚手素材 真空袋 ハンドポンプ付1,790円★4.6(1899件)厚手素材+携帯式電動ポンプ。掃除機・吸引機にも対応旅先でも確実に圧縮し直したい人
内ポケット付きトラベルポーチ 圧縮ポーチ1,780円★4.52(2471件)ファスナー圧縮式・水洗い可。内ポケット付きで軽量ポーチ単位で中身を管理したい人
圧縮袋 押すだけ 立体圧縮袋 2枚セット1,690円★4.52(1622件)手押しで圧縮、ポンプ不要。楽天ランキング1位・雑誌掲載まず1回試してみたい人

「掃除機不要」を必ず確認してください

赤ちゃん連れ旅行では、ここが最重要ポイントです。

海外のホテルに掃除機はありません。あっても借りられません。つまり行きは家の掃除機で圧縮できても、帰りは手だけで圧縮するしかないのです。

上の5つのうち、掃除機なしで圧縮できるのは以下の3つ。

  • 布団圧縮袋 立体 掃除機不要 6-8枚セット(2,780円)— 押すだけ
  • 高密封・厚手素材 真空袋(1,790円)— 携帯式電動ポンプ付き
  • 内ポケット付きトラベルポーチ 圧縮ポーチ(1,780円)— ファスナー式
  • 圧縮袋 押すだけ 立体圧縮袋 2枚セット(1,690円)— 手押し

ファスナー圧縮ポーチは、赤ちゃん連れとの相性が特に良いです。片手が赤ちゃんで塞がっていても、膝で押さえながらファスナーを引ける。空気を抜くために両手と体重をかける必要がありません。

タイプ別・結論

とにかくラクにパッキングしたい人 → 内ポケット付きトラベルポーチ 圧縮ポーチ(1,780円) レビュー2,471件・★4.52という数の多さは、それだけ多くの人が旅行で使って納得しているということ。ファスナーを閉めるだけなので、赤ちゃんが寝ている間の10分でパッキングが終わります。水洗いできるので、吐き戻しで汚れても洗える点も見逃せません。

まず1つ試したい人 → 圧縮袋 押すだけ 立体圧縮袋 2枚セット(1,690円) 最安の1,690円で、手押しで完結。2枚あれば「行き用」「帰りの洗濯物用」で分けられます。圧縮袋を使ったことがないなら、ここから始めるのが一番失敗が少ない。

圧縮率を最優先したい人 → 高密封・厚手素材 真空袋 ハンドポンプ付(1,790円) 携帯式電動ポンプが付くので、旅先でも自宅と同じ圧縮率を出せます。厚手素材で★4.6・1,899件という評価は、破れにくさへの信頼の表れ。お土産で確実に膨らむとわかっているなら、これが安心です。

家族3人以上、荷物量が多い人 → 布団圧縮袋 立体 掃除機不要 6-8枚セット(2,780円) 6〜8枚セットなので「赤ちゃんの服」「ママの服」「パパの服」「洗濯物」と役割ごとに分けられます。マチ付き立体型でスーツケースに詰めやすいのも利点。

帰国後もずっと使いたい人 → sakuraku 衣類圧縮袋 圧縮袋一体型BOX(2,990円) 5つのなかで評価が最も高い★4.66。累計10万枚という実績があり、旅行後は季節外の赤ちゃん服の収納BOXとしてそのまま使えます。サイズアウトした服を保管する場所に困っているママにはこれ。

圧縮袋を赤ちゃん連れで使うときの3つのコツ

1. 圧縮するのは「使わない服」だけ

到着日に着るもの、機内で使うガーゼや着替えは圧縮しないでください。ホテルに着いてすぐ吐き戻し、という場面で圧縮袋を開けることになります。

圧縮するのは滞在中盤以降に着る服。手前のポーチに初日分を入れておく——この二段構えが正解です。

2. 洗濯物用に1袋を空けておく

汚れた服を圧縮すると、においがこもります。それでもスーツケースの中で他の服と混ざるよりずっといい。

洗濯物専用の袋を1つ確保しておくと、帰国後の仕分けもそのまま洗濯機に入れるだけになります。

3. 圧縮しても重さは変わらない

大事な前提です。圧縮できるのは体積で、重量は減りません。航空会社の重量制限は圧縮では回避できないので、そこは持ち物そのものを減らす方向で考えてください。

出発前チェックリスト

時期やること
2週間前かかりつけ医で旅行分の薬を処方してもらう
2週間前パスポート・ビザの確認(パスポート申請の手順
1週間前保湿剤の残量チェック、足りなければ購入
1週間前渡航先で赤ちゃん用品が買えるか下調べ
3日前圧縮グッズを使ってパッキング(1回練習する)
前日機内用バッグを別に用意(薬・保湿剤・着替えはこちらへ)
前日母子健康手帳と保険証のコピーを機内バッグへ

海外旅行保険については海外旅行の保険選び、現地での離乳食は海外での離乳食も合わせてどうぞ。

最後に

赤ちゃん連れの海外旅行で本当に守るべきなのは、荷物の完璧さではなく、赤ちゃんの体調と、ママの心の余裕です。

おむつを1枚多く持ったかどうかで旅は変わりません。でも、夜中に熱が出たときに手元に薬があるかどうかで、その夜のママの気持ちはまったく違います。保湿剤がいつものものかどうかで、赤ちゃんの肌が荒れずに済むかもしれない。

だから、優先順位はこうです。

  1. 薬と保湿剤は、迷わず日本から
  2. おむつ・おしりふきは現地調達で割り切る
  3. 減らせない服は、圧縮グッズでスペースを作る

荷物が軽くなると、赤ちゃんを抱きしめる腕に余裕が生まれます。その余裕こそが、いちばんの旅行準備です。

はじめての海外、どうか楽しんできてください。

この記事で紹介したアイテム

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