0歳後半(7〜11ヶ月)

赤ちゃんの歯が生え始めたら|歯固めとぐずり対策の完全ガイド

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「昨日まで何もなかったのに、下の歯ぐきに白いものが見える…!」

赤ちゃんの口の中に、はじめての歯を見つけた瞬間。うれしいのに、同じ時期からなぜか夜泣きがひどくなって、指も洋服も何でもかんでも口に入れるようになって、抱っこしていたら肩を噛まれて涙が出そうになる。授乳中にキュッと噛まれて「痛い!」と声が出てしまい、そのあとで赤ちゃんの顔を見て申し訳なくなる。

この時期のぐずりは、ママの抱っこが足りないからでも、育て方が間違っているからでもありません。歯が生えるときの「歯ぐきのむずがゆさ」という、赤ちゃん自身にもどうにもできない不快感が原因です。

この記事では、歯が生え始めるサインの見分け方、むずがゆさによるぐずりへの具体的な対策、そして楽天で実際に売れている歯固め5商品を比較してご紹介します。「うちの子にはどれが合うの?」の答えまでたどり着けるようにまとめました。

赤ちゃんの歯はいつ、どこから生える?

平均は生後6〜9か月、でも幅がとても広い

一般的には生後6〜9か月ごろに下の前歯(下顎の中切歯)2本から生え始めます。ただしこれは平均値で、実際には3〜4か月で生える子もいれば、1歳を過ぎてやっと1本目という子もいます。

生える順番の目安はこちらです。

時期の目安生えてくる歯本数
6〜9か月下の前歯(中切歯)2本2本
8〜11か月上の前歯(中切歯)2本4本
9〜13か月上下の前歯の隣(側切歯)4本8本
1歳〜1歳半第一乳臼歯(奥歯)4本12本
1歳半〜2歳犬歯4本16本
2歳〜3歳第二乳臼歯4本20本

「1歳になったのにまだ生えない」と心配になるかもしれませんが、1歳半ごろまでに1本も生えてこない場合に歯科で相談、というのが目安です。生える時期の早い遅いは、その後の歯並びや健康にほとんど関係ありません。

生え始める前のサイン

歯が見えるより前に、体からのサインが出ていることがよくあります。

  • よだれが急に増える:スタイが1日で何枚も必要になる
  • 何でも口に入れて噛む:おもちゃ、指、ママの肩、絵本の角
  • 機嫌が変わりやすい:さっきまで笑っていたのに急にギャン泣き
  • 夜中に何度も起きる:やっと減った夜泣きが再燃する
  • 歯ぐきが白っぽく・赤くふくらむ:さわると硬いものが感じられる
  • 授乳中に噛む・乳首を引っぱる:おっぱい拒否のように見えることも
  • 食欲が落ちる:離乳食を口に入れたがらない日が続く

これらが2〜3個そろっていたら、歯の生え始めを疑ってみてください。「原因がわかった」だけでも、ママの気持ちはずいぶん楽になります。

むずがゆさによるぐずり、5つの対策

1. 冷たいもので歯ぐきを冷やす

冷やすと歯ぐきの感覚がやわらぎ、不快感が落ち着きます。

  • 歯固めを冷蔵庫で冷やしてから渡す(冷凍庫はNG。硬くなりすぎて歯ぐきを傷めます)
  • 清潔なガーゼを濡らして絞り、冷蔵庫で冷やして噛ませる
  • 離乳食が進んでいれば、冷やしたきゅうりのスティックや冷たい麦茶

冷やす時間は10〜15分ほどで十分です。長く冷やしすぎると赤ちゃんが口に入れた瞬間に驚いて泣くことがあります。

2. 歯固めで「噛みたい欲求」を満たす

むずがゆいとき、赤ちゃんは噛むことで自分を落ち着かせています。噛ませないよう止めるのではなく、安全に噛めるものを用意するのが正解です。

歯固めがあると、ママの肩や指を噛む回数が目に見えて減ります。「どれでもいい」と思いがちですが、素材・形・洗いやすさで使い勝手がかなり変わります(後半で比較します)。

3. 歯ぐきをやさしくマッサージする

清潔な指やガーゼで、歯ぐきをくるくると円を描くように軽くさすります。1回30秒〜1分でOK。眠る前のルーティンに入れると、そのまま寝つきやすくなる子もいます。

爪は短く切って、手を洗ってから行ってください。強くこすると逆に痛がるので、「触れるくらい」の力で十分です。

4. よだれによる肌荒れを防ぐ

この時期の隠れた不快感が、よだれによる口まわりの肌荒れです。ヒリヒリするから機嫌が悪い、というケースは意外と多いです。

  • よだれは拭き取るのではなく、やわらかいガーゼで押さえるように吸わせる
  • 拭いたあとに白色ワセリンや保湿クリームで保護する
  • スタイは濡れたらすぐ替える(首元が濡れたままだと湿疹に)

5. 夜のぐずりは「割り切る」も対策

歯が生えるときの夜泣きは、1本生えきると自然におさまる性質のものです。数日〜1週間程度で落ち着くケースが多いので、この期間だけは「寝かしつけの正解を探す」のをいったんお休みしてもかまいません。

  • 添い乳・抱っこ・お茶、その日効いた方法でよしとする
  • パパと交代制にして、ママが連続で3時間眠れる時間帯を作る
  • 昼寝の時間が伸びても、この期間は目をつぶる

「今しつけを崩したら癖になるかな」と不安になりますが、痛みや不快感が原因のぐずりは、原因が消えれば行動も消えます。

歯固めを選ぶときの4つのチェックポイント

商品を見比べる前に、押さえておきたい基準を整理します。

① 素材の安全性 口に入れるものなので、食品衛生法適合・BPAフリーの表記があるものを選びます。BPA(ビスフェノールA)はプラスチックの原料で、乳幼児の製品では避けたい成分とされています。シリコン製は柔らかく、歯ぐきを傷つけにくいのが利点です。

② 形と持ちやすさ 月齢によって選ぶ形が変わります。

  • 生後2〜4か月:まだ握力が弱いので、手にはめるタイプや軽いリング型
  • 生後5か月〜:自分で握れるので、握りやすい細い部分があるもの
  • 奥歯が生える1歳前後:奥まで届く長さのあるタイプ

③ 洗いやすさ・衛生面 毎日何度も口に入るので、洗う手間が続けやすさを決めます。凹凸が少なくシンプルな形、丸洗いできるもの、煮沸や消毒液に対応しているものが便利です。

④ 落としにくさ 床に落として汚れる→洗う→また落とす、の繰り返しがストレスになります。手にはめるタイプや、ホルダーを付けられる穴があるタイプは、この負担がぐっと減ります。

楽天で人気の歯固め5商品を徹底比較

実際に楽天で売れている歯固めを、価格・特徴・向いている人でまとめました。

商品名価格評価特徴向いている人
かみかみチキン 歯固め 手にはめるタイプ(ケアランド)1,300円★4.73(3419件)手にはめて使うので落ちにくい。食品グレードシリコン・BPAフリー。生後3か月から落として洗うのが大変な人/握力が弱い低月齢の赤ちゃん
保育士監修 歯固め(TCC Online Shop 楽天市場店)1,000円★4.7(942件)保育士監修。食品衛生法適合・BPAフリー。生後2か月から使える。送料無料コスパ重視の人/初めての1個を選びたい人
にわとり 歯固め シリコン(atRise)1,000円★4.63(1106件)にわとりモチーフ。丸洗いOK。生後2か月から。指しゃぶり対策にも見た目のかわいさも大事にしたい人/写真に残したい人
mushie 歯固め(キッズ&ベビー カイズ)2,420円★4.69(97件)北欧デザインの公式品。おしゃれで生活感が出にくい。BPAフリー出産祝いのギフト用/インテリアや写真の雰囲気を大切にしたい人
歯茎マッサージ 歯固め(スマイルライフ 楽天市場店)1,300円★4.57(371件)歯茎マッサージを意識した形状。検査済みで安全性を確認。生後2か月からむずがゆさが強くてぐずりが激しい子/マッサージ効果を求める人

価格帯で見ると

  • 1,000円台:4商品。歯固めの標準的な価格帯で、まず1個試すならここから
  • 2,000円台:mushieのみ。デザイン性とブランド価値が価格に乗っている

レビュー数で見ると

かみかみチキン(3419件・★4.73) が件数・評価ともに頭ひとつ抜けています。レビュー数が多いほど「実際に使ったママの数」が多いということなので、迷ったときの安心材料になります。

タイプ別|どれを選べばいい?

とにかく失敗したくない・迷いたくないママへ → かみかみチキン(1,300円)

3419件のレビューで★4.73という数字は、それだけ多くの家庭で「使えた」という証拠です。手にはめるタイプなので落ちにくく、洗う回数も減ります。生後3か月から使えるので、歯が生える前の「なんでも口に入れる時期」からそのまま使えます。最初の1個としていちばん外れが少ない選択です。

予算を抑えたい・まずは試したいママへ → 保育士監修 歯固め(1,000円)

1,000円で送料無料、保育士監修という安心感つき。「そもそも歯固めを気に入ってくれるかわからない」という段階で、いちばん手を出しやすい価格です。生後2か月から使えるので、下の前歯が見える前に準備しておく1個としても向いています。

かわいさ・写真映えも譲れないママへ → にわとり 歯固め(1,000円)

同じ1,000円で、にわとりモチーフのかわいさが加わります。この時期は歯固めを口に入れている姿を写真に撮ることがとても多いので、「うちの子の思い出の1枚」に写るものにこだわりたい方に。1106件のレビューがあり、機能面でも実績があります。

出産祝いに贈りたい・ギフト用に選ぶ方へ → mushie 歯固め(2,420円)

北欧デザインの公式品で、リビングに置いても生活感が出にくいのが強み。自分では買わないけれど、もらえたらうれしい価格帯とデザインで、出産祝いの定番になっています。★4.69という評価も安心材料です。

ぐずりが激しくて何とかしてあげたいママへ → 歯茎マッサージ 歯固め(1,300円)

歯茎マッサージを意識した形状なので、「むずがゆさが強くて何を渡しても泣きやまない」という段階の子に。検査済みで安全性が確認されている点も、心配が多い時期には心強いです。

2個買いもおすすめ

歯固めは洗っている間の代わりが必要になるアイテムです。1個だと、洗って乾かしている数十分の間に「今まさに噛みたい」赤ちゃんが泣くことになります。

1,000円のものを2個、あるいは「家用(かみかみチキン)+おでかけ用(にわとり)」のように使い分けている家庭が多いです。合計2,000〜2,300円で、この時期のストレスがかなり軽くなります。

歯固めを使うときの注意点

安全に使うために、次の3点は必ず守ってください。

  • 傷やひび割れがあるものは使わない:噛んでいるうちに劣化します。1〜2か月に一度は全体をチェックし、切れ目やベタつきがあれば買い替えを
  • ひもやチェーンで首にかけない:首に巻きつく危険があります。ホルダーを使う場合も短いものを選び、目を離すときは外す
  • 冷凍庫では冷やさない:硬くなりすぎて歯ぐきを傷めます。冷やすなら冷蔵庫で10〜15分

洗い方は、商品の表示に従うのが基本です。多くのシリコン製品は中性洗剤で手洗いでき、煮沸・薬液消毒に対応しているものもあります。

歯が生えたら始めるお口のケア

1本生えたらガーゼでOK

最初の1本が生えたら、濡らしたガーゼで軽く拭くだけで十分です。1日1回、機嫌のいいタイミングで。「歯みがき」というより「口の中を触られることに慣れる練習」と考えてください。

慣れたら乳児用歯ブラシへ

前歯が上下4本そろってきたら、乳児用の小さな歯ブラシを試します。最初は本人に持たせて遊ばせるだけでもかまいません。嫌がるときは無理をせず、ガーゼに戻して大丈夫です。

夜の授乳と虫歯

「夜の授乳で虫歯になる」と不安になる方が多いですが、歯が生えたばかりの時期に母乳やミルクだけで虫歯になることは基本的にありません。気をつけたいのは、ジュースや甘い飲み物を哺乳瓶で寝ながら飲む習慣です。

「痛い」と言えない赤ちゃんの隣で

歯が生える時期のぐずりのつらさは、原因が見えないところにあります。おむつも替えた、お腹もいっぱい、部屋の温度も大丈夫。それでも泣いている赤ちゃんを抱いて、深夜に途方に暮れる。あの時間は本当にしんどいです。

でも、口の中で今まさに歯が歯ぐきを押し破ろうとしている。それは赤ちゃんが成長している証で、そしてどうしようもなく不快なこと。「痛いね、むずむずするね」と言葉にして抱きしめてあげるだけで、赤ちゃんは十分に守られています。

歯固めは、そんな時期にママの肩の代わりに噛まれてくれる、小さな味方です。1,000円ちょっとで買えるものが、夜の数時間を少し楽にしてくれることがあります。

1本目の歯が生えきったら、ぐずりは必ずおさまります。その日はもうすぐです。

よくある質問

Q. 歯固めはいつから使えますか? A. 商品によりますが、生後2〜3か月から使えるものが多いです。歯が生える前の「なんでも口に入れる時期」から使い始めて問題ありません。

Q. 歯固めを噛まずに投げてしまいます A. 素材の硬さや形が合っていない可能性があります。冷蔵庫で少し冷やしてから渡すと受け入れる子もいます。手にはめるタイプなら投げにくいので、そちらを試すのも一手です。

Q. 発熱していますが、歯が生えるせいでしょうか? A. 歯の生え始めで多少体温が上がることはありますが、38度以上の発熱は別の原因を疑ってください。歯のせいと決めつけず、小児科を受診してください。

Q. 授乳中に噛まれて痛いです。断乳したほうがいい? A. 噛まれたら「痛いよ」と伝えていったん授乳を止め、少し間をおいて再開する、を繰り返すと減っていくことが多いです。授乳前に歯固めを噛ませてむずがゆさを落ち着かせるのも効果的です。断乳を急ぐ必要はありません。

Q. 歯固めは何個必要ですか? A. 洗い替えを考えると2個あると安心です。家用とおでかけ用で分ける方も多いです。

Q. いつまで使いますか? A. 奥歯が生えそろう1歳半〜2歳ごろまで使う子もいます。噛む必要がなくなれば自然と手に取らなくなります。


歯が生える時期は、赤ちゃんもママも試練の数週間です。でも、この時期に用意した歯固めは、その後も長く「お気に入りのおもちゃ」として活躍してくれます。あとから写真を見返したときに、口いっぱいに歯固めをくわえた顔がきっと愛おしく思えるはずです。

無理せず、頼れるものに頼りながら、この時期を越えていきましょう。

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