1歳

歩き始めたら|ファーストシューズの選び方と転倒対策

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つかまり立ちからよろよろと2〜3歩。ある日ふいに、両手を離して歩き出す瞬間がやってきます。感動でスマホを構える手が震えたママも多いのではないでしょうか。

でもその感動のすぐあとに、現実的な悩みがやってきます。「靴、どうしよう」。

ベビー用品店に行けば、かわいい靴がずらり。でもサイズ表記は0.5cm刻み、素材もかたさもバラバラ、店員さんに聞けば「ファーストシューズは大事なんですよ」と言われ、なんだかプレッシャーだけが残る……。

この記事では、歩き始めの靴選びを「サイズ」「かたさ」「タイミング」の3点に絞ってシンプルに整理します。そのうえで、楽天で実際に売れているファーストシューズ5足をレビュー評価つきで比較して、「わが子ならどれか」がわかるところまで一緒に見ていきましょう。

夏の終わりの今は、汗ばむ足で室内をたくさん歩く時期。涼しくなる秋の公園デビューに向けて、ちょうど準備を始めるのにいいタイミングです。

ファーストシューズはいつから必要?

まず、いちばん多い誤解を解いておきます。

歩き始めたからといって、すぐに靴が必要なわけではありません。

ファーストシューズの役割は、あくまで「屋外を歩くために足を守ること」。家の中では、裸足のほうが足の指で床をつかむ感覚が育ちます。ですから靴が必要になるのは、外を自分の足で歩くようになってからです。

靴デビューの目安になる3つのサイン

  • 支えなしで10歩前後、続けて歩ける(数歩でぺたんと座ってしまう時期はまだ早めです)
  • 外に出たがる・ベビーカーから降りたがるという意思表示が出てきた
  • 抱っこやベビーカーの移動中に足をバタバタさせ、地面に興味を示す

この3つがそろってきたら、そろそろ用意しどきです。月齢でいうと10か月〜1歳3か月ごろが多く、幅はかなり広いので、まわりの子と比べて焦る必要はまったくありません。

「靴を買ったのに歩かない」はよくあること

はじめて靴をはかせると、その場で固まってしまう子がとても多いです。足の裏の感覚が変わるので、赤ちゃんにとっては足の裏に急に「知らない床」がくっついた状態。びっくりして当然なんです。

  • まずは室内で5分だけはかせて、すぐ脱がせる
  • はいたまま抱っこして家の中をまわる
  • 玄関先やベランダで数十秒だけ立ってみる

こうして「靴=いやなもの」にしないことが、いちばんの近道です。1週間かけてゆっくり慣らすくらいのつもりでいると、ママの気持ちもラクになります。

サイズの測り方|ここだけは失敗したくない

靴選びで最も大事なのはデザインではなく、サイズです。そしてここが、いちばん間違えやすいところでもあります。

家でできる測り方

  1. 紙の上に立たせる(座った状態だと足が縮み、5mm以上短く出ることがあります)
  2. かかとを紙の端に合わせ、いちばん長い指の先に印をつける
  3. 左右それぞれ測り、長いほうの足を基準にする
  4. 実寸に5〜9mmの余裕(捨て寸)を足したサイズを選ぶ

たとえば実寸11.8cmなら、12.5cmが目安になります。

大きめを買うのはNG

「すぐ大きくなるから」と1cm以上大きい靴を買いたくなりますが、これは転倒の原因になります。中で足が前にすべると、つま先が余って引っかかり、脱げやすくもなります。歩き始めはただでさえバランスが不安定な時期。成長を見込むのは最大でも1cmまで、できれば5〜9mmにとどめてください。

買いかえの目安

歩き始めの時期の足は、3か月で5mmほど大きくなる子もいます。

チェック項目サインが出たら
つま先に指1本分の余裕がないすぐ買いかえ
靴を脱ぐとき指の先が赤い・跡があるすぐ買いかえ
前より歩きたがらなくなったサイズ確認
中敷きの指の跡が先端ぎりぎり1か月以内に検討

月に1回、お風呂上がりに足をさわって確かめる習慣にしておくと安心です。

転倒対策|靴と環境の両方から

歩き始めの転倒は「成長の一部」で、ゼロにはできません。それでも、大きなけがは防げます。

靴で減らせる転倒

  • つま先が少し反り上がっている……すり足でも引っかかりにくい
  • かかとがしっかりしている……足がぐらつかず、着地が安定する
  • 底が薄く曲がりやすい……地面の凹凸を感じ取り、足指で踏ん張れる
  • 甲がしっかり留められる……面ファスナー(マジックテープ)で調整できるものが理想
  • 軽い……重い靴は足が上がらず、つまずきやすくなります

反対に、底が厚くてかたい靴、脱ぎ履きが簡単すぎてゆるい靴は、この時期には向きません。

家と外の環境で減らせる転倒

  • テーブルの角にコーナーガードをつける
  • 床のラグの端をテープで固定する(めくれは最大の敵)
  • 靴デビューはアスファルトより土や芝の公園から
  • 手をつなぐときは、ママは斜め後ろから。引っぱり上げると肘の脱臼につながります
  • 転んだら大げさに驚かない。ママが笑顔だと、子どもも泣かずに立ち上がることが多いです

楽天で人気のファーストシューズ5足を比較

ここからは、実際に売れているファーストシューズを比較します。価格・レビュー評価は執筆時点のものです。

商品名(ブランド)価格評価特徴向いている人
☆★お名前入り 出産祝い ファーストシューズ ネーム刺繍 アシックス キッズ スクスク ベビー ファーストシューズ アミュレ 1144A223 1144A413(ASICS KIDS/IMOTO SPORTS)6,930円★4.81(74件)足の成長を研究した国内ブランド、名前刺繍入り機能性を最優先したい人・記念に残したい人
名入れ無料 【ファーストシューズ】ベビーシューズ 出産祝い スリッポン キャンバス 13cm 14cm(MYTHIK online store)3,500円★4.73(388件)キャンバス地のスリッポン、名前入りでおしゃれ撮影・お祝い用に1足ほしい人
【ラッピング無料】Attipas アティパス ベビーシューズ トレーニングシューズ 歩育シューズ(ナチュラルベビー Natural Baby)3,520円★4.68(706件)靴下と靴が一体、軽量、室内でも使える靴をいやがる子・慣らし用がほしい人
NEWモデル ベビーシューズ 足にいい キッズ スニーカー ファーストシューズ 足育 軽量 リオ RIO(リオオンラインストア楽天市場店)3,190円★4.6(506件)足育設計で履かせやすく歩きやすい、この5足で最安予算をおさえたい人・2足目がほしい人
ニューバランス スニーカー ベビーシューズ ベルクロ IZ373 ネイビー IZ373KN2 12.0〜16.5cm(new balance/ヒマラヤ楽天市場店)4,500円★4.76(99件)定番スニーカー、ベルクロで甲を調整、サイズ展開が16.5cmまで長くきれいに履かせたい人・パパとおそろい派

レビュー評価から見えること

数字を並べると、傾向がはっきり見えてきます。

  • レビュー件数が多い順は、Attipas(706件)→ RIO(506件)→ MYTHIK(388件)。多くのママが実際に選んで、満足しているという裏づけです
  • 評価がいちばん高いのはアシックス(★4.81)。価格は6,930円といちばん高いですが、それでも満足度が下がっていないのは注目ポイントです
  • ニューバランスは★4.76と高評価で、価格は4,500円。ブランド力と機能のバランス型といえます
  • 最安のRIO(3,190円)も★4.6と、じつは十分に高い水準です

つまり、この5足はどれを選んでも「はずれ」ではありません。あとは、わが子と家庭の状況にどれが合うかだけです。

タイプ別|あなたにおすすめの1足

とにかく足の発達を優先したい → アシックス スクスク(6,930円)

日本の子どもの足を長年研究してきたブランドで、この5足のなかで評価も最高(★4.81)。値段は倍近くしますが、「最初の1足は妥協したくない」というママにはこれです。名前刺繍が入るので、出産祝いやお祝いのプレゼントにもぴったりです。

靴をいやがって泣いてしまう → Attipas アティパス(3,520円)

靴下と靴が一体になっているタイプで、はかせるときのストレスがぐっと減ります。とても軽く、室内でも使えるので、「靴に慣れる練習」の1足として最適。レビュー706件という圧倒的な支持は、同じ悩みのママがそれだけ多いということでもあります。

予算をおさえて、まず1足そろえたい → RIO(3,190円)

3,000円台前半で足育設計。歩き始めは3か月ごとに買いかえが必要になることも多いので、「消耗品として気兼ねなく買える」価格帯は現実的に大きなメリットです。★4.6という評価も安心材料になります。

長く履かせたい・写真映えも欲しい → ニューバランス IZ373(4,500円)

12.0〜16.5cmまで同じデザインで展開されているので、サイズアップしても同じ靴を選び続けられます。ベルクロで甲をしっかり留められるのは、転倒対策としても優秀。パパとおそろいコーデを楽しむご家庭にも人気です。

お祝い・記念撮影用にかわいい1足を → MYTHIK スリッポン(3,500円)

キャンバス地のスリッポンで、名入れ無料。1歳の誕生日撮影や家族写真に映える見た目が魅力です。**日常の歩行用とは別に、「特別な日の1足」**として持っておくと重宝します。

2足持ちがいちばん現実的です

最後に、実際に多くのママがたどり着く結論をお伝えします。歩き始めの靴は「2足持ち」がいちばんラクです。

  • 1足目:しっかり歩く用(アシックス/ニューバランス/RIO)
  • 2足目:慣らし・室内・お出かけ用(アティパス/MYTHIK)

雨で濡れた、砂だらけになった、公園で泥まみれになった。歩き始めの靴は、思っている以上に汚れます。乾かしている間の代わりがあるだけで、「今日は外に出られない」というストレスがなくなります。

よくある質問

Q. 中古やおさがりでもいい? A. 見た目がきれいでも、底のすり減り方には前の子の歩き方のくせが残っています。最初の1足は新品がおすすめです。2足目以降の予備としてなら十分使えます。

Q. 靴下ははかせたほうがいい? A. はかせてください。汗を吸ってくれるので靴の中が蒸れにくく、靴ずれも防げます。滑り止めつきの厚手のものは靴の中で余るので、薄手のものを選びましょう。

Q. 左右を間違えてはいてしまいます A. 中敷きの左右に半分ずつシールを貼って、そろえると絵が完成するようにすると楽しく覚えられます。1歳台では大人が確認してあげるのが基本です。

Q. 夏に買っても大丈夫? A. 大丈夫です。今の時期は室内で慣らす期間にあて、涼しくなってから本格的に外歩きを始めるとスムーズです。ただし残暑のアスファルトは高温になるので、屋外デビューは朝夕の涼しい時間から始めてください。

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おわりに

はじめての靴をはいて、よろよろと外を歩き出すわが子の後ろ姿。ほんの数か月前まで寝返りもできなかったのに、と胸がいっぱいになる瞬間です。

靴選びで大事なのは、実はたった3つ。サイズが合っていること・軽くて底が曲がること・かかとと甲が固定できること。この3つを満たしていれば、ブランドや値段で悩みすぎる必要はありません。

そして忘れないでほしいのは、いちばん転倒を防いでくれるのは、高い靴ではなく「見守ってくれるママの目」だということ。転んで泣いても、ママが「大丈夫、上手だったね」と笑ってくれたら、子どもはまた立ち上がって歩き出します。

小さな靴が並ぶ玄関を、どうぞ写真に残しておいてくださいね。あっという間に、そのサイズは思い出になります。

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