0歳後半(7〜11ヶ月)

赤ちゃん連れのホテル部屋選び|和室とベッドどちらが安全か

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「せっかくの家族旅行だから、ちょっといいホテルに泊まりたい」 そう思って予約サイトを開いたのに、部屋タイプの選択画面で手が止まってしまった——そんな経験はありませんか。

ツインベッドの部屋にするか、和室にするか。「添い寝無料」と書いてあるけれど、本当に安全なのか。ベビーベッドの貸出はあるけれど、うちの子はもうつかまり立ちしているし……。

夏休みの終わりから秋の連休、そして年末年始。これから旅行シーズンが続きますが、赤ちゃん連れの宿泊で一番多いヒヤリが「ベッドからの転落」です。この記事では、和室とベッドの安全性を実際のリスクから比べたうえで、持ち運べる転落防止グッズまで具体的にご紹介します。

赤ちゃん連れのホテル宿泊で一番怖いのは「ベッドからの転落」

家より危ないのは「初日の夜」

普段お家で布団に寝ている赤ちゃんが、いきなり高さのあるベッドで寝る。しかも見慣れない天井、違うにおい、興奮した昼間の記憶。この組み合わせが転落の確率をぐっと上げます。

寝返りが始まる生後5〜6か月ごろから、ハイハイ・つかまり立ちの時期がいちばん危険です。夜中に寝返りを繰り返して、気づいたらベッドの端まで移動している。ママが目を覚ましたときには、もう足が空を切っていた——というケースは決してめずらしくありません。

ホテルのベッドは家庭のマットレスより高さがあることが多く、床がフローリングやタイルカーペットの部屋だと衝撃も大きくなります。

ホテル側の「添い寝無料」は安全の保証ではない

予約サイトの「添い寝無料(〇歳まで)」という表記は、あくまで料金の話です。ベッドの安全性を保証するものではありません。

つまり「添い寝OK」と書かれた部屋でも、転落防止柵はついていない。ここを勘違いしたまま予約してしまうと、当日チェックインして部屋を見た瞬間に「あ、これ寝られない……」と青ざめることになります。

和室とベッド、どちらが安全か

結論から言うと、低月齢から2歳ごろまでは和室(布団)のほうが圧倒的に安全です。ただし和室にもデメリットがあります。

部屋タイプ転落リスクメリット注意点
和室(布団)ほぼゼロ寝返り・ハイハイし放題。夜中の授乳も楽段差・障子・床の埃。荷物が散らかりやすい
和洋室低い布団で寝られてソファやテーブルもある部屋数が少なく予約が取りにくい
ツイン・ダブル高い部屋数が多く選びやすい。ママの腰が楽柵なし。ベッド間の隙間に落ちる事故も
ベビーベッド貸出低い赤ちゃん専用スペースが確保できる台数限定・体重や月齢の上限あり

和室が向いているのはこんな家庭

  • 赤ちゃんが生後5か月〜2歳(寝返り〜歩き始め)
  • 夜中に何度も授乳・オムツ替えがある
  • きょうだいがいて、みんなで川の字に寝たい

畳の上に布団を敷いてしまえば、落ちる場所がありません。夜中の授乳もそのまま横になったまま対応できるので、ママの体もかなり楽です。

ただし和室でも油断は禁物。畳と廊下の段差、ローテーブルの角、床に置いた電気ケトルのコードは必ずチェックしてください。荷物を床に広げる部屋タイプなので、赤ちゃんの手の届く高さに小物が来ないよう意識するだけで事故はぐっと減ります。

ベッドの部屋を選ぶなら「壁づけ」ができるか

どうしてもベッドの部屋しか取れないこともあります。その場合は予約時にこう聞いてみてください。

  • ベッドを壁に寄せることはできますか
  • ベッドを2台くっつけて配置できますか
  • ベッドの高さはどのくらいですか
  • マットレスを床に降ろすことは可能ですか(可の宿もあります)

ベッドを壁づけして、赤ちゃんを壁側に寝かせ、ママが外側でガードになる。これが基本形です。ただしママが寝返りを打った瞬間に赤ちゃんが外側に転がることもあるので、外側にもう一枚の壁——つまりベッドガードがあると安心度が変わります。

ベビーベッド貸出の「見方」

宿泊予約サイトの設備欄に「ベビーベッド」と書いてあっても、そのまま安心してはいけません。確認すべきは次の3点です。

  1. 台数と予約方法 — 「1施設に2台のみ、要事前予約」が非常に多いです。空室があっても貸出枠が埋まっていることがあります
  2. 月齢・体重の上限 — 多くのホテルは「生後24か月未満」「体重10kgまで」など上限があります。1歳半で体格のいい子は対象外になることも
  3. 有料か無料か — 1泊1,000〜2,000円程度かかる宿もあります

そして意外な落とし穴が、つかまり立ちする子はベビーベッドを乗り越えるということ。柵の低い簡易タイプだと、かえって高いところから落ちるリスクになります。1歳前後の活発な子なら、ベビーベッドよりも和室に布団を敷く方が安全です。

持ち運べる転落防止アイテム「ベッドガード」を持っていく

「和室が取れなかった」「実家に帰省するけどベッドの部屋しかない」——そんなときの現実的な解が、折りたためるベッドガードです。

近年は布製・クッションタイプが主流になり、車のトランクに積んで持ち運べるものが増えました。ここでは楽天で実際に売れている上位5製品を比較します。

楽天で売れているベッドガード5製品を比較

商品名(ショップ)価格評価特徴向いている人
【楽天30冠】【特許取得済・静音タイプ】BabyGoo 赤ちゃんを起こさない ベッドガード(BabyGoo楽天市場店)4,880円★4.31(4261件)特許取得の静音設計。安全検査適合済み。ハイタイプレビュー数で選びたい・夜中の音が気になる
【安全で機能的、洗練されたデザイン】ベッドガード クッション ハイタイプ 形状キープ 100/150/180/200cm ベロア(BeautyHolister)4,380円★4.46(2207件)4サイズ展開。ベロア素材で形状キープ。高さ30cm/23cmサイズを部屋やベッドに合わせたい・見た目重視
ベッドフェンス 折りたたみ式 高さ調整 メッシュ 布団ずれ・蹴り出し防止 日本語説明書付き(ROUND-ERA)4,780円★4.04(218件)折りたたみ式・高さ調整可・メッシュで通気性。日本語説明書付き旅行に持ち運びたい・夏場の通気を優先したい
★安全基準合格商品★伸縮ベッドレール 折りたたみ式 メッシュ ハイタイプ(Hariti)9,998円★4.73(198件)安全基準合格。伸縮式で幅を調整。しっかりしたレール構造価格より安全性・剛性を最優先したい
【楽天1位】Little One 洗える高級ベロアカバー付き ベッドガード 高さ30cm クッション【ネジ留め無しでも設置可能】(kurevy公式ショップ楽天市場店)7,980円★4.58(3019件)カバーが洗える。ネジ留め不要で設置可。高評価×高レビュー数ホテルや実家など「傷をつけられない場所」で使いたい

旅行で使うなら「設置方法」を最優先に

ホテルで使うなら、真っ先に見るべきは価格でもデザインでもなく設置方法です。

ネジ留めやマットレス下への差し込みが必須のタイプは、ホテルの備品を傷つける可能性があるため使いにくい場面があります。その点で、**ネジ留め無しでも設置可能とうたわれているLittle One(7,980円)**は宿泊先での使用と相性がいい設計です。

一方、**折りたたみ式のROUND-ERA(4,780円)**は収納のしやすさが持ち味。車移動の旅行や帰省で「とにかくかさばらせたくない」なら候補になります。

タイプ別・どれを選べばいい?

初めての1台、失敗したくない人 → BabyGoo(4,880円・★4.31/4261件) レビュー4261件は5製品の中で最多。特許取得の静音タイプで、寝ている赤ちゃんを起こしにくい設計です。「みんなが使っているものを選びたい」という安心感を優先するならここ。

ホテル・実家で使いたい人 → Little One(7,980円・★4.58/3019件) ネジ留め無しで設置できる点が宿泊向き。カバーが洗えるので、旅先で吐き戻しやジュースをこぼしても洗って持ち帰れます。評価★4.58とレビュー3019件のバランスも優秀。

荷物を最小にしたい人 → ROUND-ERA(4,780円・★4.04/218件) 折りたたみ式・高さ調整可・メッシュ素材。夏の旅行で赤ちゃんの汗が気になる方にも。日本語説明書付きなので、旅先で慌てて組み立てるときにも助かります。

安全性に一切妥協したくない人 → Hariti(9,998円・★4.73/198件) 5製品中もっとも高価ですが、評価★4.73は最高値。安全基準合格品で伸縮式。ベッド幅がまちまちな旅行先で調整できるのも利点です。

ベッドサイズに合わせたい人 → BeautyHolister(4,380円・★4.46/2207件) 100/150/180/200cmの4サイズ展開で、高さも30cmと23cmから選べます。5製品中もっとも安く、自宅とホテルで兼用したい方の入り口として選びやすい価格帯です。

予約前・当日にやっておきたいチェックリスト

予約前に確認すること

  • 部屋タイプは和室・和洋室があるか
  • 添い寝可の年齢上限(料金の話であって安全の話ではないと理解しておく)
  • ベビーベッドの台数・月齢体重上限・料金
  • ベッドを壁づけ/2台連結できるか
  • 部屋にバスタブがあるか(赤ちゃんの入浴)
  • 電子レンジ・湯沸かしポットの有無(ミルク・離乳食)

チェックイン直後の3分でやること

部屋に入ったら、荷物を置く前にこの3つを済ませてしまいましょう。

  1. ベッドを壁に寄せる — できる範囲で動かし、落ちる方向を1つに減らします
  2. 床に落ちてもいい準備をする — ベッドの足元側に予備の布団や毛布、クッションを敷いておく。万一落ちても衝撃が減ります
  3. 危険物を赤ちゃんの手の届かない場所へ — 電気ケトル、アメニティの小袋、リモコン、ビニール袋、コード類。誤飲と感電のリスクを先に片づけます

この3分があるかないかで、その夜の安心感が本当に変わります。

それでも眠れない夜のために

正直に言うと、旅先の初日は赤ちゃんも寝つきが悪いことが多いです。夜泣きが増えることも、想定の範囲内でいいのです。

「せっかく旅行に来たのに寝てくれない」と自分を責めなくて大丈夫。環境が変われば眠りは浅くなるのが自然で、それは赤ちゃんがちゃんと周りを感じ取っている証拠でもあります。

できることは、落ちない環境をつくることと、落ちても大丈夫な準備をしておくこと。この2つだけです。あとは朝、みんなで元気に朝ごはんを食べられたらもう成功です。

この記事で紹介したアイテム

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まとめ

  • 赤ちゃん連れのホテル選びは、和室・和洋室が第一候補。低月齢〜2歳は布団が最も安全
  • 「添い寝無料」は料金の表記であって、安全の保証ではない
  • ベビーベッド貸出は台数・月齢体重上限・料金の3点を必ず確認。つかまり立ちする子は乗り越えるリスクも
  • ベッドの部屋しか取れないときは、壁づけ+ベッドガードで対応する
  • 迷ったらBabyGoo(4,880円)、ホテル利用ならネジ留め不要のLittle One(7,980円)、荷物を減らしたいなら折りたたみ式のROUND-ERA(4,780円)

旅行は「completeに安全」を目指すと出かけられなくなります。危ない場所を1つずつ潰していけば、それで十分。家族の写真が1枚増えることのほうが、きっと大切です。

どうか、楽しい旅になりますように。

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