0歳後半(7〜11ヶ月)

12月の大掃除|赤ちゃんがいる家でできる範囲だけやる

※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

12月に入ると、どこからともなく「大掃除」という言葉が聞こえてきますよね。

でも赤ちゃんがいる家では、窓を全開にして換気しながら洗剤で磨き上げる、なんてことはまず無理。抱っこ紐から降ろせば泣く、床に置いたバケツに突進してくる、洗剤のにおいで咳き込む——想像するだけで、掃除どころではありません。

この記事では「赤ちゃんがいる家の大掃除は、どこまでやれば十分なのか」という線引きから始めて、洗剤を使えない場所の扱い方、抱っこしたままでもできる掃除、そして実際に売れている掃除グッズの比較までをまとめました。

結論を先にお伝えすると、赤ちゃんがいる年の大掃除は**「床」だけに絞って大正解**です。理由も含めて、順番にご説明していきます。

赤ちゃんがいる年の大掃除は「やらない場所」を決めるのが先

大掃除でつらくなる一番の原因は、「全部やろうとすること」です。

赤ちゃんがいる家では、掃除に使える時間が10分単位でしか手に入りません。1時間まとめて動ける前提のスケジュールを立てると、必ず途中で崩れて自己嫌悪だけが残ります。

まずは3つに仕分けする

大掃除の対象を、この3つに分けてみてください。

  • 今年やる:赤ちゃんの健康や安全に直結する場所
  • 来年でいい:見た目がスッキリするだけの場所
  • やらない:赤ちゃんがいる間は物理的に無理な場所

「今年やる」に入るのは、実はとても少ないんです。

場所判定理由
床(フローリング・畳)今年やるハイハイ・ずりばいで顔が直接触れる
手が届く高さのホコリ今年やる落ちてきたものを口に入れる
エアコンのフィルター今年やる暖房シーズンの空気の質に直結
加湿器のタンク今年やるカビ・雑菌が霧になって出る
窓・網戸来年でいい寒い時期に無理して開けなくていい
換気扇の分解洗浄来年でいい洗剤も時間も足りない
高所の照明・カーテンレールやらない抱っこ中の脚立は危険
浴室の頑固なカビ取りやらない強い洗剤+密室は避けたい

この表を見て「今年は床とフィルターだけ」と決めてしまえば、12月がぐっと軽くなります。

「大掃除を年末にやる」もやめていい

そもそも12月末に集中させる必要もありません。

年末は帰省・行事・体調不良が重なる時期。赤ちゃんの発熱ひとつで予定は全部飛びます。11月中に床のことだけ済ませておいて、年末は「気になったところを5分だけ」にしておくほうが現実的です。

赤ちゃんがいる家で洗剤を使えない場所

「洗剤を使ってはいけない」というより、「使ったあとの処理が難しい場所は避ける」と考えるのがわかりやすいです。

特に注意したい場所

  • :拭き残った洗剤成分に手のひらがつき、その手を口に運びます。ハイハイ期は膝や足の甲も直接触れます
  • おもちゃ・おもちゃ箱:口に入る前提の物。洗剤で拭くなら水拭きの二度拭きが必須
  • ベビーベッドの柵・テーブルの縁:歯が生える時期は必ず噛みます
  • 食事用イス・トレイ:食べ物が直接乗る面
  • 手が届く壁・引き戸:つかまり立ちで手をつく場所

これらは基本、水拭き+乾拭きで十分です。菌をゼロにする必要はなく、ホコリと汚れを物理的に取り除くのが目的だと考えてください。

塩素系・酸性洗剤は「赤ちゃんが家にいない時間」に

浴室のカビ取り剤やトイレの酸性洗剤は、においが強く、換気が必須です。

使うなら以下の条件を満たせるときだけにしましょう。

  1. 赤ちゃんを別室、できれば別の階か外に出せる
  2. 窓を開けて換気できる(冬は短時間でも)
  3. すすぎと乾燥までを一気に終えられる

条件が揃わないなら、今年は見送って構いません。カビは1年放置しても命に関わりません。無理な換気で赤ちゃんが冷えるほうが、よほど困ります。

意外と見落とす「洗剤の置き場所」

大掃除中に一番危ないのは、掃除している最中の洗剤ボトルの置き場所です。

床に置いたスプレーボトル、シートの袋、バケツの水。掃除に集中している数秒で、赤ちゃんは驚くほどの速度で到達します。使う洗剤は必ず腰より上の高さに置き、その場を離れるときは持って移動する習慣をつけてください。

抱っこしながらでもできる掃除リスト

抱っこ紐やおんぶで動ける時間は、実は掃除に向いています。ポイントは「片手で完結する」「かがまない」「音が静か」の3つです。

抱っこ中にできること

  • フローリングワイパーで床を拭く:立ったまま片手で完結。最有力
  • 手すり・ドアノブの水拭き:ウェットシート1枚を片手に持って歩く
  • 高い位置のホコリ払い(ハンディモップ):抱っこ中は前方が見えにくいので、頭上より胸〜肩の高さまで
  • 洗濯機周りの糸くずフィルター掃除:立ち姿勢のまま
  • 冷蔵庫の中の期限チェックと処分:扉を開けて片手で

抱っこ中は避けること

  • 脚立・イスに乗る作業(転倒リスクが最も高い)
  • 前かがみで低い位置を拭く作業(赤ちゃんの頭が家具にぶつかる)
  • 掃除機(振動と音で起きる。寝かしつけ後は特に不向き)
  • 熱湯・強い洗剤を扱う作業

おんぶのほうが向いている場面

前抱っこは視界と手元が制限されるので、少し前かがみになる作業をするならおんぶが有利です。首すわり後、目安として生後6か月以降であれば、おんぶ紐やヒップシートのおんぶ機能が使えます。使用月齢は必ずお使いの製品の説明書をご確認ください。

赤ちゃんがいる家の掃除は「床=フロアワイパー」が主役

赤ちゃんがいる家の掃除で、費用対効果が一番高いのはフロアワイパーです。理由は3つあります。

  • 静か:寝ている間に使える。掃除機は起こしてしまう
  • 片手で使える:抱っこ紐のままいける
  • 中断できる:泣いたら置いて、また戻ってこれる

掃除機は「まとまった時間があるとき」の道具、フロアワイパーは「すきま時間の道具」。赤ちゃんがいる時期に必要なのは、圧倒的に後者です。

楽天で売れているフロアワイパー5製品を比較

実際に楽天で人気の5製品を、赤ちゃん家庭の目線で並べてみました。

商品名価格評価特徴向いている人
クイックルマグネットワイパー 1組(花王)2,123円★4.76(269件)マグネットで冷蔵庫などに貼って収納。定番の花王品質すぐ手に取れる場所に置きたい人
天使のワンタッチクリーパー(TENSI JAPAN)2,980円★4.29(612件)自立式・かがまずワンタッチでシート交換・市販シート対応かがむのがつらい人・レビュー数で選びたい人
3M スコッチブライト フロアワイパー FW-TSB2,201円★4.66(89件)ジョイント組立タイプ。しっかりした作り耐久性重視・3M製品が好きな人
クイックルワイパー 本体(花王)2,150円★4.48(48件)一番の定番。替えシートがどこでも買える迷いたくない人・初めての1本
ノータッチワイパー フレーヌ1,780円★4.2(142件)立ったまま脱着・360度回転・トイレ用シート対応価格重視・手を汚したくない人

赤ちゃん家庭で効いてくるポイント

比較表の「特徴」の中で、赤ちゃんがいる家に効いてくるのはこの2つです。

1. かがまずにシート交換できるか

抱っこ紐で赤ちゃんを抱えたまま、床にかがんでシートを付け替えるのはかなりつらい作業です。「天使のワンタッチクリーパー」や「ノータッチワイパー フレーヌ」のように、立ったまま脱着できるタイプはこの負担がなくなります。

2. 出しっぱなしにできる/すぐ取れるか

しまい込んだ道具は使いません。マグネットで貼れるクイックルマグネットワイパー、自立する天使のワンタッチクリーパーは、「気づいたときに30秒だけ拭く」という使い方に向いています。

3. 替えシートの入手性

花王のクイックルワイパーは替えシートがどのスーパー・ドラッグストアでも買えます。市販シート対応をうたう製品(天使のワンタッチクリーパー、フレーヌ)も同じ理由で安心です。専用シートしか使えない製品は、切らしたときに掃除が止まります。

タイプ別・どれを選べばいいか

迷ったときの結論をタイプ別にまとめました。

迷いたくない・初めての1本なら

花王 クイックルワイパー 本体(2,150円)

替えシートの入手性、シートの品揃え、使い方の情報量、すべてが最多です。「とりあえず外さない選択」を求めているなら、これが答えです。★4.48(48件)。

収納場所に困っている・すぐ手に取りたいなら

クイックルマグネットワイパー 1組(2,123円/★4.76・269件)

今回の5製品で最高評価がこれです。マグネットで冷蔵庫や洗濯機の側面に貼れるので、立てかける場所を探さなくて済みます。「玄関やキッチンの動線上に貼っておいて、通るたびに10秒拭く」ができるのは強みです。

かがむのがつらい・シート交換にストレスがあるなら

天使のワンタッチクリーパー(2,980円/★4.29・612件)

自立式でワンタッチのシート交換、市販シート対応。レビュー612件は今回で最多で、実際に多くの家庭で使われている証拠です。産後の腰痛が残っている方、抱っこ紐を外せない時間が長い方に向いています。

とにかく安く済ませたいなら

ノータッチワイパー フレーヌ(1,780円/★4.2・142件)

今回の最安値。立ったまま脱着でき、360度回転でイスの脚周りにも入ります。トイレ用シートにも対応するので、床とトイレを1本で回したい家庭にも合います。

長く使いたい・作りの良さを取るなら

3M スコッチブライト フロアワイパー FW-TSB(2,201円/★4.66・89件)

ジョイント組立タイプで、接合部がしっかりしています。件数は89件ですが★4.66と高評価。「安いものを何度も買い替えるより、1本を長く」という考え方の方に。

12月の大掃除、現実的なスケジュール例

最後に、赤ちゃんがいる家の12月をどう回すかの一例です。

時期やること所要
12月上旬エアコンフィルター・加湿器タンク各15分
12月中旬手の届く高さのホコリ払い(部屋ごと)1部屋5分
12月中旬おもちゃの水拭き+不要品の仕分け30分
通年・毎日フロアワイパーで床(すきま時間)1回3分
12月下旬気になった場所だけ気力次第

「気力次第」の欄を最初から入れておくのが、赤ちゃんがいる年の大掃除のコツです。予定に入れておけば、できなくても失敗になりません。

この記事で紹介したアイテム

以下には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

おわりに

大掃除は、家をきれいにするための行事です。ママが疲れ果てて年を越すためのものではありません。

床が拭けていて、口に入る場所のホコリが取れていて、エアコンの空気がきれいなら、赤ちゃんにとっての「きれいな家」は十分に成立しています。窓のサッシがピカピカかどうかは、赤ちゃんは気にしていません。

今年は、フロアワイパー1本を手に取りやすい場所に置くところから始めてみてください。抱っこしたまま3分拭くだけでも、床は確実にきれいになっていきます。

来年、赤ちゃんが自分で歩けるようになったら、そのときは窓も拭きましょう。今年は、床だけで十分です。

あわせて読みたい