4〜6歳(園児)

10月の運動会と発表会|写真と動画の撮り方準備

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「うちの子、どこにいるんだろう……」

運動会が終わってから写真フォルダを開いて、ため息をついた経験はありませんか。何十枚も撮ったのに、後ろ姿ばかり。動画は手ブレでゆらゆら揺れていて、周りのざわめきしか聞こえない。せっかくの一日なのに、残ったものが少なくて寂しい気持ちになる——これは本当によくあることです。

10月は運動会と発表会が重なる、一年でいちばん「撮影の腕を試される」季節。でも大丈夫です。撮影の腕そのものより、当日までにどれだけ準備できているかで写真と動画の出来はほとんど決まります。

この記事では、場所取りの考え方から、あると変わる機材、そして動き回る子どもを追いかける撮り方のコツまで、順番にお伝えします。読み終わったら、当日は「撮ること」より「見ること」に集中できるはずです。

まず知っておきたい、運動会撮影がうまくいかない3つの理由

失敗を防ぐには、なぜ失敗するのかを知るのがいちばん早い道です。

理由1:立ち位置を「入場前」に決めていない

運動会でいちばん多い失敗が、これです。かけっこが始まってから慌てて場所を移動して、結局いい角度に入れないまま終わる。プログラムを見て「うちの子が出る種目はどこか」「その種目はどの方向に走るか」を事前に把握していないと、当日の判断はほぼ間に合いません。

理由2:写真と動画を同時に撮ろうとしている

スマホ1台で写真も動画も撮ろうとすると、切り替えの数秒でいちばんいい瞬間を逃します。しかも動画を撮りながら写真を撮るのは物理的に無理。どちらかを機材に任せるという発想がないと、毎年同じ後悔を繰り返すことになります。

理由3:手で持って撮っている

腕を上げ続けた状態で1〜2分の動画を撮ると、必ず揺れます。ズームすればするほど揺れは大きくなります。運動会の動画がプロっぽく見えないのは、腕の力の問題ではなく、固定されていないからです。

この3つを解決するのが、事前の場所取り計画と、三脚やスマホスタンドといった「固定できる道具」です。

場所取りの基本:撮りやすい位置は種目で変わる

まず、レジャーシートを敷く場所と撮影する場所は別に考えます。荷物置き場は日陰や後方でも構いませんが、撮影ポジションは種目ごとに動くつもりでいてください。

種目別・狙うべき位置

種目狙う位置理由
かけっこ・徒競走ゴール手前の斜め前方表情が正面に向き、走る勢いも入る
ダンス・体操隊列の正面(少し高い位置)全体と我が子の両方が入る
親子競技スタート地点付近自分も参加するため、三脚固定が必須
開会式・整列学年の列の斜め横顔が見える角度になる
リレーコーナーの外側全員が必ず通過し、スピード感が出る

当日の朝までにやっておくこと

  • プログラムを印刷し、我が子の出番に蛍光ペンでマークする
  • 出番と出番の間の時間(移動できる余裕)を書き込む
  • 前日にスマホの写真を整理して、空き容量を10GB以上確保する
  • モバイルバッテリーを満充電にする(動画撮影は電池の減りが速い)
  • 三脚やスタンドの組み立てを一度家で練習する

最後の項目は地味ですが本当に重要です。当日、初めて袋から出して組み立てようとして、種目が終わってしまった——という話はよく聞きます。

撮影マナーで気をつけたいこと

  • 三脚を高く伸ばすのは、後ろに人がいないときだけ
  • 撮影エリアが指定されている園・学校はルールを必ず守る
  • 他の子の顔が写った写真をSNSに上げない
  • シャッター音は消しておく(発表会では特に)

発表会は屋内で音が響くため、シャッター音とフラッシュはどちらもオフにするのが基本です。フラッシュは届かないうえに、演技中の子どもの目に入ってしまいます。

三脚・スマホスタンドの選び方

「三脚まで必要かな」と迷う方は多いのですが、運動会と発表会に関してはあるとないとで結果がまったく違う道具です。理由はシンプルで、動画をスタンドに任せられれば、自分は写真と応援に集中できるからです。

選ぶときに見るポイントは3つです。

  1. 高さ — 前に人が立つ運動会では、160cm以上あると頭越しに撮れます
  2. 重さと携帯性 — 荷物が多い運動会では、軽くて折りたためることが最優先
  3. リモコンの有無 — 親子競技で自分が写る場面では、手元のリモコンが決め手になります

楽天で人気の三脚・自撮り棒5製品を比較

実際に楽天で売れている5製品を、価格・特徴・向いている人で並べました。

商品名価格評価特徴向いている人
三脚スマホスタンド専門店 lapset
【楽天ランキング1位獲得】スマホ三脚 210cm/160cm
2,480円★4.64
(12521件)
最大210cmの高さ。軽量コンパクト。レビュー1万件超の実績人の頭越しに撮りたい運動会メイン派
ULANZI TT88
Magsafe用 2in1 スマホ三脚
3,999円★4.21
(61件)
Magsafe対応、360°+270°回転、オーバーヘッド撮影可、リモコン付きiPhone最新機種を使い、発表会や動画配信も撮る人
TOKAIZ 自撮り棒 三脚付き1,980円★4.29
(364件)
超軽量・7段階伸縮、Bluetoothリモコン付き、デジカメ対応とにかく軽く安く始めたい人
レインボー商事
自撮り棒 セルカ棒 三脚 125cm
2,180円★4.31
(1369件)
125cm・7段階伸縮・360度回転、無線リモコン付き発表会や室内メインで、持ち運び重視の人
ActyGo
スマホ三脚 160cm/210cm(保証付き)
2,199円★4.53
(1289件)
210cm対応で高評価4.53、メーカー保証付き高さも欲しいけれど保証の安心も欲しい人

タイプ別のおすすめはこれ

運動会の動画をしっかり残したいなら → lapset(2,480円) 最大210cmという高さが決定的な差になります。運動会は前に人が立つ前提で考えるべきで、160cm程度では頭が入ってしまう場面が必ず出てきます。レビュー12521件で★4.64という数字は、この価格帯では圧倒的な安心材料です。

iPhoneユーザーで発表会も撮るなら → ULANZI TT88(3,999円) 5製品中いちばん高価ですが、Magsafeでワンタッチ装着できるのは屋内の暗い会場で本当に助かります。360°+270°の回転で、演技を上から見下ろす角度も作れます。レビュー件数は61件と少なめなので、そこは割り切って考えてください。

まず試してみたいなら → TOKAIZ(1,980円) 5製品中最安。「三脚が必要かどうかまだ分からない」段階なら、ここから始めるのが合理的です。Bluetoothリモコンも付いているので、機能面で困ることはほとんどありません。

室内の発表会がメインなら → レインボー商事(2,180円) 125cmは運動会には少し物足りませんが、椅子に座って撮る発表会には十分な高さです。レビュー1369件で★4.31という安定感もあります。

迷ったら → ActyGo(2,199円) 210cmの高さとメーカー保証、★4.53という評価のバランスが取れています。「壊れたらどうしよう」が気になる方は、ここを選べば後悔が少ないはずです。

三脚以外にあると助かるもの

  • モバイルバッテリー — 動画撮影は想像以上に電池を使います
  • レジャーシート+折りたたみ椅子 — 座って撮ると腕が安定します
  • タオル — 10月でも日差しが強い日は汗でスマホが滑ります
  • ジップ袋 — 砂ぼこりからスマホを守れます

動く子どもを追う撮り方のコツ

道具の準備ができたら、次は撮り方です。難しいテクニックは要りません。押さえるのは4つだけです。

コツ1:連写を使う

かけっこは一瞬で終わります。1枚ずつ狙って撮るのではなく、シャッターボタンを長押しして連写にしてください。20枚撮って1枚いいものがあれば大成功です。あとで選べばいいので、その場でうまく撮ろうと気負う必要はありません。

コツ2:ズームは我慢する

スマホのズームは画質が落ちますし、手ブレも大きくなります。遠くで撮った小さい我が子より、近くで撮った鮮明な後ろ姿のほうが後で見返して嬉しいものです。撮影後に写真をトリミングすれば、ズームと同じ効果が得られます。

コツ3:置きピンで待ち構える

ゴールラインや演技の定位置など、子どもが「必ず来る場所」にあらかじめピントを合わせて待ちます。走ってくる子どもを追いかけながらピントを合わせるより、成功率がずっと高くなります。三脚に固定しておけば、待つあいだ腕も疲れません。

コツ4:「引き」と「寄り」を両方撮る

競技中の我が子のアップだけでは、後で見返したときに何の種目だったか分からなくなります。

  • 引き(全体が入る絵)— 会場の雰囲気、他の子との位置関係
  • 寄り(顔が分かる絵)— 表情、頑張っている姿

この2種類を意識して撮ると、あとで見返したときの満足度が段違いに上がります。

動画で意識したい3つのこと

  1. 1本を長く撮る — 細切れの動画は後で見ません。1種目を最初から最後まで撮るほうが価値があります
  2. 声を入れる — 「〇〇ちゃん、がんばれー!」という自分の声が、何年後かの宝物になります
  3. 前後に余白を作る — 種目が始まる10秒前から回し、終わって5秒後に止めます

発表会ならではの注意点

屋内の発表会は運動会とは条件が変わります。

項目運動会発表会(屋内)
明るさ十分暗いのでブレやすい
フラッシュ不要絶対に使わない
シャッター音気にならない必ずオフに
三脚の高さ高いほど有利座って撮れる高さで十分
撮影の主役写真+動画動画(音も残る)優先

暗い会場でブレを防ぐには、三脚に固定するのがいちばん確実です。手持ちでは、どんなに気をつけてもわずかに揺れます。

当日の持ち物チェックリスト

  • スマホ(空き容量10GB以上確保済み)
  • 三脚またはスマホスタンド(組み立て練習済み)
  • リモコン(電池確認済み)
  • モバイルバッテリー+ケーブル
  • マークを入れたプログラム
  • レジャーシート・折りたたみ椅子
  • タオル・ジップ袋
  • 帽子・日焼け止め(10月でも日差しは強い)
  • 飲み物(子どもの分も多めに)

いちばん大切なこと

最後にお伝えしたいことがあります。

準備をここまで丁寧にお話ししてきましたが、それは全部**「撮影に気を取られない一日にするため」**です。

三脚を立てて動画を回しておけば、あとは自分の目で見られます。連写にしておけば、ファインダー越しではなく、我が子の顔を直接見て応援できます。プログラムに印を付けておけば、次の種目を探してうろうろしなくて済みます。

写真は残ります。でも、あの日あの瞬間に自分の目で見た顔と、耳で聞いた歓声は、写真には残りません。

だから道具に頼っていいのです。スマホを固定して、あとは思いきり手を振って、名前を呼んであげてください。それがきっと、いちばんいい記録になります。

10月の運動会と発表会、どうか楽しい一日になりますように。

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